スキンケアに気を付けている女性なら、ターンオーバーという言葉よく耳にすると思いますが、実際にどのような現象のことをいうのかご存知でしょうか?
ターンオーバーとは肌の新陳代謝のことです。肌は大まかに分けて、肌表面部分の表皮、その下に真皮、さらにその下に皮下組織があるという3つのパートから構成されています。ターンオーバーとは、この中の表皮の部分で行われます。表皮の一番下にある基底層という部分で肌の細胞が作られ、徐々に肌表面に押し上げられていき、最終的に角質となって肌から排出(剥がれおちる)されます。つまり、この一連の周期そのものをターンオーバーと呼びます。

 

ターンオーバーが乱れると様々な問題が発生

ターンオーバーは加齢やストレス、栄養不足など様々な要因によって乱れてしまうことがあります。
それでは、ターンオーバーが乱れると肌にどんな問題が発生するのでしょうか?

まず、ターンオーバーのサイクルが乱れると、肌が乾燥しがちになり、くすみも目立つようになります。
その理由は、ターンオーバーが正常な場合、本来剥がれ落ちるはずだった古い角質がそのまま肌に残ってしまうと、角質層が厚くなり肌が乾燥しがちになり、厚くなったぶん肌の透明感が失われます。

さらに古い角質が増えて、乾燥しがちになると肌のキメも乱れ、肌がごわつくがちになり、毛穴の開きなどの毛穴トラブルも目立つようになってしまいます。

また、肌が乾燥することで、皮脂の分泌が乱れ、大人ニキビができる要因にものなります。

それから、紫外線から皮膚を守るために生成されるメラニン色素は、通常、ターンオーバーのサイクルに伴って肌から排出されます。しかし、ターンオーバーのサイクルが乱れると、そのまま皮膚内部に沈着してしまいシミが原因となります。

それ以外にも、ターンオーバーの乱れは様々な肌トラブルを引き起こす要因となります。また、角質層が厚くなってしまうことで、スキンケア成分の浸透が悪くなり、皮膚内部に栄養が届きにくくなりスキンケア成分の効果が落ちてしまうといった状態にもなってしまいます。

 

ターンオーバーを正常に保つには

ターンオーバーを正常に保つには、睡眠、栄養ある食事、ストレスをためない事など規則正しい生活を送ることが最も重要です。

ターンオーバー遅い場合は、古い角質や溜まり、乾燥やくすみ、ごわつきのなどのトラブルが生じやすくなり、傷跡も治りにくくなります。

ケアの方法としては、ピーリングが効果的ですが、ピーリングは刺激が強いので、自分で行うのはすこし難しいです。やるならあまり強くないピーリング剤から始めるようにして様子を見ながら慎重に行いましょう。一番確実なのは美容皮膚科などのクリニックで診てもらうのが安全かもしれません。

また、顔を洗いすぎたり、必要な角質までとってしまうようなケアをしていると、ターンオーバーが早まる危険があります。ターンオーバーは遅いのも問題ですが早くなりすぎるのも、乾燥や肌荒れ、赤みなどの肌トラブルを引き起こしますので、正しいケアを行ってください。